2015年4月23日木曜日

ニンジャスレイヤーは否か。

とは言いつつも、私個人としても これを評価するに当たっても、
文句をつけはするものの、押しつけがましく言うほどのことではないと思っている。
あと忍殺要素がうんぬんは別枠と。

まず手抜き作画以外の部分を見てみよう。
デザイン自体は嫌いではない、好きでもないが。
だが動いてみるとどうだろう、いかにもトリガーらしくなっている、
キルラキルの時とは違って、そのトリガーらしさにダサさすら感じる。
嫌いではない、だがやはり好きでもない。

手抜き作画については賛否両論というか、否定していく内に狂って逆に笑えてくるレベル
のものなので、基本的には否定意見のほうが多いだろう。
逆に言えば、これをどう擁護すればいいのか分からない。

アフィの稼ぎや、異常に騒いでる奴は論外として、嫌われるのは2種類。
「○○のほうが良い、再現が云々」と喋る熱烈なファン層、
「この作画はなんだ、トリガーなんだなんだ」と喋る層、
私は後者のほうで、例の手抜き作画に対して懐疑的なのである。

表現技法の一種、としてああいったDLE・蛙男特有の動きをさせるのは
確かにギャグとして、アリなのかもしれない、全然アリではなかったが。
だがニンジャスレイヤーというのはどういったジャンルだろう?
サイバーでパンク、そしてニンジャ 設定自体はギャグかもしれないが、その内容は
シリアスなものでもある。(中身は、Twitterで見てください。)

ギャグというジャンルをギャグで表現するならまだしも、
シリアスをギャグで表現するのは どう見ても違和感のある行為だ。
最も、昨年から「ニンジャスレイヤーがアニメ化される、トリガーに」と話題になり、
動きに動くアニメと期待するものもいれば、トリガーかと落胆するものもいた。

事実として、落胆するものもいたし 期待を裏切られたものもいただろう。
私は落胆も裏切られた気分にもならなかったが、あきらかに白けはした、
炎上商法でも狙ってるのか、それともただのスタッフの馬鹿さから来たのかと。

私としては、前者はあまりにも馬鹿すぎるし、後者も馬鹿すぎるので、
なぜこんな展開になってしまったのかは、理解も推理もできないのである。

2話がまた同じ作画か否かが期待されるところである、どちらにしろ白けたことは
変わらないであろう。
あと、スタッフでTwitterとかで「○○話から本気」とか呟いて予防線みたいなの張るの
やめてくれませんかね。トリガーはキルラキルの時もやってなかったっけ。