2015年6月23日火曜日

ネット文化的な【TVタックル 6.22日 感想】

ネット規制、ネット犯罪についての話題でしたね。
あんまりにも話がまとまってなかったので、個人的に発言を。

まず規制とフィルタリングは違うということと、ヤバイ奴は何してもヤバイということを
頭に入れておきたいですね。
機械があるから犯罪あるのではなく、人間がただ機械を利用しただけなのです。
それこそ機械のイメージを下げる行為です。



松本議員の提案する インターネット基本法、
「インターネットとは 国民生活の利便性を向上させ
 人類社会を発展させるインフラであり
 反社会的な内容を拒否し
 社会貢献に寄与することを目的とする
と書いてありました。

書いてある内容から偽善に似た醜悪さ、卑しさを感じます。
行き過ぎた正義が、ディストピアを生む感覚に似ているような気がします。

インターネットは確かに国民生活の利便性を向上させてますし、
人類社会を発展させているのは確かです。
しかしそれらを含めて 社会貢献に寄与することを目的とするような
インターネットの存在意義を縛るような書き方に卑しさを感じるわけです。
(そういう意図で書いたわけではないと言われてもです)



そして古谷経衡さんの「インターネット文化は文化ではない」「既存のコピー」
「クリエイティブじゃない」との発言がありました。
確かに私はYoutuberは嫌いですが、それと広いジャンルの文化を同じにしないでほしいです。

まとめサイトをある種の編集と称した時に、「編集に失礼」と発言したのに、
Youtuberという意味不明な職業と インターネット文化を繋げるのは 失礼じゃないんですかね。

たった一人の個人的な視点で 文化はこうだ、こうあるべきだ と言うべきではないと思います。
それがマナーの悪い、カオスラウンジみたいなことをやっているのであれば、
「それは違う」と言えますが、
彼の発言は二次創作全体を否定するものでした。

オリジナリティがなければ文化じゃないのであれば、今ある文化はオリジナルでも
なんでもないと思います。 そもそもとして、今日にまで至るあらゆるものに対する
マジレスのような気がします。
文化はいつの時代も変わりゆくものです、ましてやネットという新しい環境では
現実とは明らかに違う文化が生まれるのは一目瞭然です。

私は歌ってみたも踊ってみたも8割好きではないのですが、否定はしません、
それが可愛かったり、面白かったり、技術がすごかったりすることは多々あります。
ただそれを見て、二次創作は文化じゃない、クリエイティブでもなければオリジナリティもない
と言われるのは癪にさわります。

この人はパロディやオマージュを見ても、面白い改変を見ても、
その大本やネタ元がある限り、「コピーだ コピーだ」と言い続けるのでしょうか。
こんな人が二次創作に苦言を申し立てても、場が冷めるだけです もちろん、
二次創作界隈に来なければ別にどうでもいいのですが。


「ユーザーの質が低いのは、ホリエモンやひろゆきの責任だ」と発言してた人の
意見ですから、まともな意見ではないことは承知ですが。

お店にはいろんな客が来ますし、悪質な客もきます。しかし悪質な客が来るのは
店の責任ではありません。ですが悪質な客を追い返す、あるいは通報するのはお店の
責任です。 それは2ちゃんねるでも、他のサービスでもやっていることです。

悪質な客がいること自体を咎められても仕方がないのです、
悪い奴は紀元前からずーっといます。そして増え続けています。
その責任を追及するのは無謀なのではないでしょうか、やはり教育的な問題です。


あとTVタックルでやってた内容については
たらこ唇こと、ひろゆきが勝間さんに話した内容で答えきれるので引用しときます。
http://p9.hatenablog.com/entries/2010/05/03


0 件のコメント:

コメントを投稿