2015年5月8日金曜日

【アニメ】純潔のマリアを今更見終える。

そもそもとして、私は作品に対して基本的には辛辣というか 明確に好物であると認定
することはおろか、普通に褒めることすら難しい人間なので、
ここが最高だったと褒めることはありません、そんなことは自分で見て判断してください。
(お前が褒めるから俺も良い点を見つけれるんじゃないかという恐ろしい返答が前に
 来たので、多少呆れながら書いている)

今更ですが、純潔のマリアを見終えました。
キャラデザに関しては成功だったと思います、もやしもん作画だったらと考えると
少し察してしまいます。キャラデザは顔ですし。

で肝心の中身なのですが、原作読んだことはないので純潔のマリア自体を
貶すわけにはいきません。それはただ単純に失礼です。
ですがアニメ全体を通して伝えたかったことであるストーリーや主軸といったものは
原作未読者でもある程度は 批評してもいいものなのではないかなと感じます。
ということなので、アニメの方にだけ批判していきます。



ヨーロッパや戦争描写が、どれほど再現できているかについては、
野暮すぎるので 触れません。触れるわけないです(苦笑)。
しかしアニメの基本である描写にいくつか酷い部分があり「えーっ」と声をあげたりも
しました。 最終話手前の 逃げる民衆のシーンは特に酷く ちょっと歩かせたGifアニメを
スライドさせただけのように感じました。

ストーリーなのですが、争いがなくなるという願いが、失職を招いたり
マリアが戦争を止めることで 別の問題が起きてしまう
そして人間は 愚かな過ちを繰り返してしまうということの 描写が
いくつも見受けられました。それが一つのテーマでもあるのだなと思い、
最終話まで それへの答えを探していたのですが
気づいたらリア充Endしてました。

まぁアニメに限らず漫画や小説などでも よくあることですが、
雰囲気を作ろうとして、本来作家が作るべきストーリーや基盤ができていないと
こういったアニメができてしまいます。 今回はその例です。
幸せから不幸が生まれるということへの ハッピーハッピーな答えでしたね。
それだけでした、このアニメ(謎の不機嫌)。


これからも原作の純潔のマリア、作者様 そしてアニメに関わられた方々の
ご健康・ご健闘をお祈り申し上げます。

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